背中の筋肉で
影響が大きいのが広背筋
これは腕の付け根から骨盤まで拡がっている背中で最も大きい面積の筋肉です。
この筋肉は腕を後ろや下に動かす役目をします。
これが強張ると
肩を下に引っ張ります。
そうすると肩の筋肉
(一般的には上部僧帽筋)は
バランスをとるために
肩を上に上げようとします。
それで
肩の筋肉が疲れて
乳酸などが溜まり
鬱血して筋膜などが圧迫され
肩のこりを感じる
そして、そもそも広背筋が硬くこわばる原因が腰にあるのです。
特に骨盤の角度です。
骨盤の角度が正常でないと
広背筋に負荷がかかるのです。
骨盤が後傾すると、猫背になっています。
背中が丸くなっているということは
広背筋が伸ばされる状態になっている
ということになります。
すると
絶えず引っ張られる力がかかっている広背筋は、やがてその負荷で傷めることを予防するためにロックして硬くなっていきます。
硬くなった広背筋は
肩を下から引っ張ることになります。
また反り腰の姿勢では
立っているときには
上体が常に前のめりになっていて
上体の重みが常に
広背筋にかかり続けることになります。
その結果、やはり広背筋がロックしだすのです。
他には
肩甲骨周りの筋肉も強張ると
肩甲骨の動きを妨げる事になりますから
肩に負担をかける事になります。
腕、胸の筋肉なども
肩関節に繋がっていますので
肩周辺の動きが悪くなり
こりに繋がります。
いぎあすてーしょん本店HPから抜粋
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